職場で古株のAさんのご兄弟が亡くなられた。
そのご兄弟のBさんも元同僚。
仕事仲間のCさんの声かけでパート一同で御香典をする事になり、Aさんが出社される前に近所に住むCさんと私とでご自宅まで渡しに行く事になった。

香典料は互いに気を遣わない一人少額の金額にし、
香典袋内にお悔やみの言葉と香典返しの辞退のお願いと香典を出した人の名前十数名を書いたものを添えた。
(半紙か白い無地の便箋に薄墨で書くのが原則らしいが、半紙は薄墨筆ペンで書くと薄墨が黒く出てしまい中止。白で無地の便箋は近隣に売っていなかったので、白の無地の自由帳を使用したのがちょっと残念。)
弔問には略喪服でとCさんに伝えたが当日2人とも礼節を重んじた準喪服だった。
弔問には玄関先で御香典をお渡ししたらすぐ帰る予定だったが、
お家の中に入れて貰えたのは、そういう礼節を重んじた礼服からくみ取って貰えたからかもしれない…
近所で同僚ではあるが、私にとって生まれ育った土地ではないし昔から住まわれているAさんとは親しい間柄ではなかったが。
~Aさんが出社された日…
朝礼前にパートのみんながスタート場所に集まっているのを見定めて挨拶された。
長く一緒に暮らしていた肉親を亡くしてしまったこと。
Cさんと○○さん(私)がきちんとした礼服で来てくれて、みんなからの香典をいただいた。自分はくつろいだ格好だったので、亡くなったBにしかられているだろう…
他にも何か言われていたが、思い出し泣きで聞きとれず…
思わずCさんが肩を抱いて気持ちを受けとめた…
そんな感じだったが、
Aさんは、みんなからの気持ちを受け取り、
自分の悲しい思いを伝えることによって、
複雑な辛い心の整理を少しはする事ができるのではないかと思われた…。
今回、協力を求めてきたCさんの声かけが無ければ、弔問して御香典をする事もなく、Aさんが職場に復帰されても白々しい接触しかできなかったと思う。
する事をしたから、
温かい対応ができる。
しかも同じ時間帯に働く仲間
全員が御香典という同じ気持ちを形にした。
礼節を重んじた昔からのマナーは人と人のつながりを敬う大切なことなんだと、この年齢(60代後半)になって初めて体験させて貰った…。

